こんにちはRadioです。さてみなさん、今日はコインの価格についてお話しをしてもよろしいでしょうか?
僕は、皆さんも興味があるであろう、「コインの価格を上げるための方法」について考えてみました。ですがなんといってもこの僕が考えた方法 は、一般的な投資家さんの視点からは、きっとマイノリティな考えです。Symbolならではの方法でもあるのですが、一般的な投資家さんの視点からは外れた、非主流派のごく少数の者のお気持ちといっても過言ではなので、面白くはないかもしれませんが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
さて、ほとんどの暗号資産ホルダーさんが期待する、自分の持つコインの価格上昇。これはどうやったら、何をしたら実現するのでしょうか?
運営(運営って何?)によるpumpや相場操縦ですか?
う〜んそれはどうなんだろう・・・
なりふり構わずコインを売るための運営(運営って何?)による積極的なマーケティングやコインのプロモーションですか?
う〜んそれって証券的だって誰かに突っ込まれちゃいそうですね・・・
やっぱり皆さん気になるのは上場ですか?
上場を期待する方は、やはり多いですよね。そりゃ僕だってどこにも上場しないで良いとは思っていませんよ・・・
新規上場することによって、上場していなかった取引所を利用していたけれども、それまではXYMの取り扱いがなかったために、XYMを買いたくても買えなかった人が、XYMを買えるようになるでしょう。それに、今までXYMを知らなかった人が、XYMってなんだ? Symbolってなんだ? そう思って興味を持つことも、もしかしたら、あるかもしれません。このようなご意見は、しばしば目にするような気がします。
でも皆さん、自分がアカウントを持っている取引所に新たにコインが上場した時、それらの新規上場コインを全て買っていますか? 全て興味を持ち、調べていますか? おそらくそうではないでしょう。もしかしたら上場したことすら知らない場合もあるでしょう。なので上場さえすれば、新規ホルダーさんが爆増する、取引量も爆増する。そんなことはおそらく多分ないと思っています。(厳密な統計データを取ったわけではないのでこれはお気持ちです)
そうでなくても新たにXYMがどこかに新規上場した時、その取引所にわざわざ口座開設して、そこでわざわざ買って、今でも継続的にそこで売買していますか?(ご祝儀的に口座開設しての一度買うくらいはあるかもしれないけど)
中にはそのようにされているホルダーさんもいらっしゃるかとは思いますが、おそらく全てのホルダーさんがそうしてきたとは思いませんし、多分そうではありませんよね? (統計データを取ったわけではないのでこれはお気持ちですし、そろそろ怒られそう)
また、XYMには流動性が無い、上場したら流動性が上がる。これもよく言われていますね。ですが、上場してもそこに取引がなければ上がりませんし、その点については、純粋にコインの取引が増えることの他には、各取引所さんが使っているマーケットメーカーさんや流動性プロバイダさんが上手いことやってくれることを期待するしかないのかな、とか。そもそもマーケットメーカーさんや流動性プロバイダさんってこちら一般人側からはよく見えないので、どれくらいの影響があるのかって僕にはよくわかりません。多分ある。きっとある。でもよくわからない。僕にとっては、あったらいいな、みたいな。
あるいは度々名前が上がるリンガフランカとかですかね? リンガフランカは設立中(執筆中現在)とのことですから、そこはsoonかもしれませんし、soonがいつになるのかは、残念ながらわかりません。soonしても期待ほどの価格上昇はないかもですし、つまりsoonとはsoonなのです。
そうです。僕は自分自身にすら期待していませんから、自分自身以外の誰かのsoonを期待するのはとても大変なのです。
投資家視点としては、「他者の努力による収益」を期待するのも良いのですが、そういうのは僕は証券でやっています。
成されたことや成したこと、それらに基づいて期待値が上がるとか、信用できそうだなとか、応援したいな、もあるにはあるのですが、僕は「もし自分の期待通りになったらラッキーだよね」くらいに思っています。(そろそろ石飛んでくる?)
それとコインの上場については、上場手数料に関しても度々議論が見られます。上場するためには払えば良い? そんな単純なことでしょうか? 取引所が扱いたいコインであれば、上場手数料無しでも喜んで取引所は上場するでしょう。上場手数料は取らないと公言している取引所もあります。ですが上場については、取引所がそのコインを扱うメリットがあるかないか、だと思います。上場することで取引所のユーザーが増えることが見込めたり、取引所での取引がたくさん見込めれば、取引所は喜んで上場してくれるでしょう。そうではないコインは、各取引所の上場基準を満たしていない場合、「どうしてもって言うんなら、それなりの手数料払ってくれたら上場してやってもいいよ。」もしかしたらそんな感じではないでしょうか? (もし僕が取引所を運営していたのなら、そうするでしょうね)
それにもし仮に莫大な上場手数料を支払って上場したとしても、今度は足元見られて上場廃止されたくなかったら莫大な上場維持手数料を毎月払えとか要求されたら? もし今上場している全ての取引所からそういうのを求められたら? それは果たしてどうなんでしょうか? 皆さん喜んでどんどん払うべきだと言えますか? 仮に払うとしても、この取引所ならやむを得ないけど、あの取引所なら払わない。とか意見は割れることでしょう。
現実的なお話をすると、実際に取引所が新たにコインを取り扱う場合、そこには技術的な問題もあるでしょう。SymbolはERCトークンやBNBトークンではないので、Symbolのためだけに取引所のシステム改修が必要になります。取引のシステムだけでなく、顧客資産を預かるためのカストディ体制や、安全に入出金するシステムの構築にも、もちろんコストがかかります。法的な問題に対してのコストもかかります。そしてそれらの保守に対しても、上場している限り、ずっと取引所としてはそれらのコストを負担します。そんな理由もあるでしょう。
技術的なサポートに関しては、コアチームはXEM/XYMを上場している取引所に対してしていますし、新たに扱う取引所があれば、もちろんサポートをするでしょう。
上場に関してのアレコレ、コアチームは全くしていないわけではないと思いますが、(未だに名前を目にするValkyrieさんもかつて契約が存在していた時には、上場に関して手を尽くしていてくれたようではありますが、)それでも未だXYMの取り扱いが無い取引所は、多くありますね。
つまりXYMの上場が進まない理由は、「そこまでしてXYMを新たに扱うメリットが取引所にあるのかどうか?」 なのでは? と僕は思います。で、「現状そこまでしてXYMを新たに扱うメリットが取引所にないから。Symbolチェーンに対応する技術的な面をクリアして各種コストを負担してまでXYMを新たに扱うメリットが取引所にはないから。」なのではないでしょうか? (多分そうだよね。。)
さぁこここからはいよいよ今日の本題、「Symbol/XYMコインの価格を上げるためには」のお話になります。
そもそも暗号資産として取引所で取引がされているコインってなんでしょう?
ブロックチェーンのネイティブカレンシーですね。
イーサリアムブロックチェーンのネイティブカレンシーはETH、NEMブロックチェーンのネイティブカレンシーはXEM、そしてSymbolブロックチェーンのネイティブカレンシーはXYMです。
ブロックチェーンのネイティブカレンシーは、基本そのブロックチェーンを使うための手数料(ガス代)、つまりトランザクション手数料として使われるものですね。また、建て付けとしてガバナンストークンやセキュリティトークンとして意味が与えられている場合もありますね。
ですが、どのチェーンにも共通しているのは、基本的にブロックチェーン上で取引などのトランザクションを発生させた時に発生する手数料、トランザクション手数料として使われるものである点です。
その手数料は、一般的にはネットワークの混雑具合だったり、複雑なトランザクションを発生させる場合やチェーン上にどれだけ多くのデータを載せるかだったりで変動します。また、どのように発生するかも、異なったりします。
ブロックチェーンを使うために必要な手数料なので、その使いたいブロックチェーンの手数料として使われるネイティブカレンシーを使いたい時には、ユーザーさんはどうにかこうにかしてそのネイティブカレンシーを手に入れるわけですが、その方法のひとつが、一般的には取引所で買うことです。
取引所ではXYMをBTC等の他のコインで買うこともできますが、法定通貨でも購入できますし、BTC等の他のコインで買うにしても、そこには法定通貨建ての価格が意識されます。
そして法定通貨での価格が世の中で付いており、法定通貨に換金できることから、コインを買う理由が、そのブロックチェーンを使うための手数料としてではなく、コイン自体がトレードする対象、目的にもなって売買されているのです。
コインの値動きは激しいため、その価格の変動(ボラテリティ)に目をつけて、コインをトレードする投資家さんや、一攫千金を狙う投機家さんも多く参入しているのです。(事実そっちの使い道の方が多いよね)
それが間違っていると僕は言いたいわけではなく、実際そのように使われていますし、ほとんどの方はトレード目的で買っているのでしょう。そうですね、ブロックチェーンを使うための手数料としてXYMが必要だからと言うわけではなく。。
ここにコインホルダーさんとブロックチェーンユーザーさんとの間に価格や上場に対しての熱量や考え方のギャップが出る理由があるのでしょう。(SymbolブロックチェーンユーザーさんはSymbolブロックチェーン使う為にXYMを保有しているので、XYMコインホルダーさんでもあるのですけどね。対立を煽る意図ではありません。)
確かにブロックチェーンとそのブロックチェーンのネイティブ通貨は、完全に切り離して考えることはできないでしょうし、コインの価格が安すぎたら、悪意ある者による過半数や閾値を占める行為による乗っ取り(誰がするの? そのメリットは? は置いておいて)も可能性としては考えられますが、それを理由にこじつけて、「だから運営(運営って何?)はなんとしてでも価格を上げろ」は短絡的すぎるし、そこに「俺のコインが含み損で大変だから上場して価格が上がって欲しい、そうすりゃ誰かに高値で売りつけて俺が儲けることができるから、養分はよ!」という気持ちが見え隠れするように思うのは僕の気のせいでしょうか? (本心が誰かに高値で売りつけたいであっても、別にそれはそれで良いとは思いますけど)
それにお金儲けしたいからコイン買ってますって人がほとんどでしょうし、それはとてもわかるんですけど、コインを単なるトレードや投機の対象としてしまい、安く買って誰かに高く売るゲームにしてしまうのなら、それは果たして持続可能なモノなのでしょうか? それがXYMである必要はあるのでしょうか?
コインの存在がポンジ的なやり方の運営による集金が目的のプロジェクトであったり、コインの使い道が投機しか無いのであれば、その場合は持続可能なモノである必要は無いのでしょう。自分が売買しているコインがそういうコインであり、そうであることは承知の上のトレーダーさんに対しては、「うまく売り抜けることができるよう頑張ってください。養分にならなければ良いですね、。」としか僕は言えません。
それではどうしたら良いのか・・・
Symbol/XYMに投資するのであれば、その考えのベースとしても通用するであろう「NEM」の意味する「New Economy Movement(新しい経済圏)」についてもう一度考えてみてはどうでしょうか?
コインがブロックチェーンのネイティブ通貨である以上、その使い道について考えてみる必要があるのではないかと僕は思います。
今の暗号資産界隈では夢のまた夢みたいな話であることは重々承知なのですが、Symbolに実需による法定通貨の流入を促さないとダメなのではないかと思うのです。そこに「New Economy Movement(新しい経済圏)」がなくてはならないのです。
Symbolブロックチェーンを使うための手数料としてネイティブ通貨のXYMがある。ネイティブ通貨XYMのコイン価格を上げるには、その実需に基づいた使い道があり、Symbolブロックチェーンを使いたいから法定通貨でXYMを買う。その実需として買い板が出れば、また事業者さんは売り上げのXYMを法定通貨に換金する必要があるその時は売り板として出せば、そこに実需の取引も増え、法定通貨からの流入も増え、流動性も生まれます。
ここでコインに買いが入って価格が上がるきっかけを思い出してください。価格が上がったコインや、自分がコインを買うきっかけのひとつとして、「⚫︎⚫︎と提携」とか「✖︎✖︎に導入」とかのニュース等が出て、そこに「そのブロックチェーンが使われることでネイティブ通貨であるコインの価格が上がると期待される何か」があるからではないでしょうか?
だからこそXYMの価格を上げたいのであれば、「Symbolブロックチェーンが使われることでXYMの価格が上がると期待される何か」のユースケースであったり、Symbolブロックチェーンが使われてトランザクションが生まれる仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)を増やすことなのではないでしょうか?
自分でその仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)を作ることができないのであれば、仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)を開発、提供している開発者さんや事業者さんを応援することでも構わないのです。
だからと言ってあなたがSymbolを無理に使うことはありませんし、やらなくてはいけないわけでもありません。Symbolに多種多様な仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)が増えれば、そこにあなたが使いたいモノが今後できるかもしれませんし、あなたが使うのはその時でも良いのです。それぞれのニーズに応じて、それらは出てくるはず。とも思うのです。
今あるNEM/SymbolのdAppsやサービスについてはこちら、NEM/Symbol Dapps and Services を参考にしてください
仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)の重要性
Symbolブロックチェーンが使われるためには、Symbolブロックチェーン自身の使いやすさや機能だけでは、使い道は限られてしまうでしょう。仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)が必要です。
仕組み(プロダクト/dApps)を増やすためには、それを開発し、作る開発者さん達が必要です。使い道(サービス)増やすためには、提供してくれる事業者さん達が必要です。作ってくれる開発者さん達や提供してくれる事業者さん達がいなくては、僕らSymbolブロックチェーンユーザーが使う仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)は産まれませんから。そしてSymbolをプロモーション、マーケティングするにしても、はたまたインフルエンサーさんがSymbolを取り上げるにしても、その仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)がなくては何もできません。そうでなければ、そこにはコインの売買しか使い道がありません。
話は戻りますが、結局上場に関しては、僕ら個人では直接的にできることは、ほとんど無いでしょう。個人が取引所にコンタクトを取っても、(僕もやったことあるけど)取引所からしたら、彼らもビジネスですから、「あなたはプロジェクトのキーパーソンなのですか?」となるだけです。上場するしないは、結局は取引所次第なのです。
コアチームは取引所に対しての技術的なサポートをしていますが、彼らは基本技術的なサポートをする人達です。そしてSymbol/NEMブロックチェーンのコア部分の開発、保守、アップデートをする人たちです。そのため実質窓口のようなポジションにはなっている状態ですし、取引所もキーパーソンと話がしたいので、必要がある時は、窓口となっているのが現状だと思います。
上場に際してのアレコレについては、各方面が上場に関して手を尽くしていても、それでも未だXYMの取り扱いが無い取引所は多くある。それが現実でしょう。そうですね、やはり上場するしないは、結局は取引所次第なのです。
Symbol/NEMに関しては、現状コインを売ろうとプロモーションを行う所謂運営はないのです。XYM/XEMは証券ではない(僕はそう思っているし、証券を買っている気はない)ので、証券的な振る舞いを行う所謂運営はないのですが、そのためもあって、価格や上場に関しての思いをぶつける所はないのです。ですが思いをぶつけるところがないので、コアチームに矛先が向かうことも、時にあるように感じてはいます。
XYM/XEMが証券ではないとするなら、「他者の努力による収益」を技術屋さんであるコアチーム期待するのは、それ証券的なモノを求めていませんか? と僕は思いつつ眺めているのです。
もちろん僕は彼らの開発とかだったりを全くアテにしていない訳ではありませんし、コアチームによって成されたことや成したこと、共に成したこともありますので、そこは頼もしく感じ、アテにしている部分はあるので、僕も力になれればといろいろしてはいるのですが、彼らへのアレコレに対する筋の違う過剰な期待については、「もしそうなったらラッキーだよね」くらいに僕は思うのです。「他者の努力による収益」を期待する場では無いと思うのですよ僕は。(ここいっぱい異論があるでしょうね)
なので現実的に僕ら個人にできることは、「実際に使われるチェーンとすること」「実際使うこと」に尽きると思っています。現状Symbolはすでに決済として実店舗で使われている事実以外にも、数々の社会実装が進んでいますね。とはいえ現状そこには誰もが知っているような超有名企業の名前などはほとんど見ませんし、誰もが知っているような超有名コンテンツとの提携やなんかもありません。その点をもどかしく思われる方もいらっしゃるのは承知ですし、そういうのを欲しいのだろうなとは感じています。(多分そういうケースの一部としては、マーケティングの一環として金払うからそちら様の名前を使わせてください、金払うからウチに是非やらせてくださいお願いします。なパターンが世の中ではよくあるように、実際多分ブロックチェーン界隈でも同じくそのようなことはあるのではと個人的には思ってますけど、そういうことをSymbolでは今のところしていないので、そういう一部ケースは、Symbolにはありません。今後そうではないケースで超有名企業とかへの純粋な型での採用も進めば良いですね。課題解決のためにSymbolを使うみたいな。)
そう、なので現実的にユーザー個々人ができることとしては、仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)をもっと増やしましょう。そして使ってみたいと思えるモノがあれば使ってみましょう。そのようにしてSymbolに興味を持ち、XYMを欲しがる人がたくさんいて、取引所が上場したくなるコイン、ブロックチェーンにしましょう。と僕は考えるのです。
今あるNEM/SymbolのdAppsやサービスについて NEM/Symbol Dapps and Services [再掲]
では仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)を増やすために僕らにできることは・・・
簡単です。が、まず簡単ではない方法としては、先に申し上げた通り、自分でその仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)を作るのです。もし自分で作ることができないのであれば、仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)を開発、提供している開発者さんや事業者さんを応援することです。これなら簡単ですよね?
Symbol/NEMブロックチェーン自体の開発や保守アップデートを行うのはコアチームですが、Symbol/NEM上で開発をしたり使うのは、開発者さんや事業者さんであり、そして僕らユーザーなのです。なのでまずはユーザーである僕たちが、使うための仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)を作る開発者さんや事業者さんを応援することです。そしてさらに、もし可能であれば、その情報を拡めて応援することです。
応援とは、具体的にはその仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)を使うこと、拡めることはもちろん、生み出す開発者さんや事業者さんのノードで委任ハーベストをすることです。
委任ハーベストについては、Symbolには、XYMを増やす方法がコインの売買だけではなく、ハーベストをするという仕組みもあります。そしてその仕組みは、Symbolでは開発者さんや事業者さんのノードで委任ハーベストをすることで、XYMを増やしつつ直接応援することができるのです。
この特色は、Symbolブロックチェーンはブロック報酬を得ることができるブロックチェーンだという点なのです。ブロック報酬を得ることはマイニングと言ったり、ステーキングと言ったり、その言い方はいろいろありますが、Symbolではハーベスティング(ハーベスト)と言います。NEMでも委任ハーベストの仕組みはありますが、Symbolでは委任することで委任先へ直接応援することができるのです。
ブロック報酬を得るやり方はノードを建てるほか、ノードに委任する委任ハーベストです。これらは他のブロックチェーンに比べて、Symbolではプログラミング等の知識が無くとも、比較的簡単にやれるようになっています。委任ハーベストをする場合、委任先のノードに恩恵があります。それが直接の応援として機能するのです。これはSymbolのトークノミクスの大きな利点だと僕は思っています。
Symbolでは、XYMを増やす方法のハーベストをしながらXYMを増やしつつ、委任ハーベストをすることで、開発者さんや事業者さんを直接応援することができるのです。
そしてトランザクションが増え、そこにより多くのトランザクション手数料が乗れば、それはハーベストとして僕らに帰ってきます。ならばトランザクション増やすしかないですよね。
それでは開発者さんや事業者さんのノードは? どうやって知るのですか?
【Symbol Node List】でハーベスト委任先ノード一覧の各コメントを参考に選んでみてはどうかと思います。どのような活動をしているのかを知ることができます。
ノード一覧から選ぶことが難しいのであれば、日本においてSymbol/NEMの技術の普及や発展を促進するNPO法人であるNEMTUSのノードや、Symbol/NEM の成長を応援する活動として、Symbol/NEMのユースケースやアップデート等の周知拡散を行っている、コミュニティ有志から生まれたSymbol Community Webのノードを個人的にはお勧めします。
また、委任先はひとつである必要はありません。応援したいノードが複数ある場合、それぞれに委任するためには委任先毎に複数アカウントが必要になりますが、委任先のノードによって自分に来るハーベストの確率が変わることはありませんので、このノードならSymbolのためになると思うノードに、複数へ好きに委任できます。
ここでお伝えしたいことは、開発者さんや事業者さんのノードに必ず委任しなくてはならないということではありません。
もちろん僕もノードを建てていますから、僕の活動を応援してくれる委任者さんが欲しいのは当たり前なのですが、僕のしていることは英語&雑用係や各種裏方、Symbol決済マン、Symbol Commmunity Webへの寄稿や、新規の方向けLINEオープンチャットでの初心者さんサポートくらいでしかありません。
昨今の機械翻訳やAIの進歩は凄まじいですから、別に僕の英語がなくても大した問題ではありません。僕がやっている程度のこと、寄稿や初心者さんサポートとかも、そんなことは僕がいなくてもきっと他の誰かでもできますから。
英語係を自称していますので、翻訳とかのデスクワーク以外で英語を活かした活動としては、昨年Symbol/NEMのコア開発者であるHatchet氏が来日した際に通訳としてサポートし、Symbol Community Meet-up 2023を主催したり、Symbol/NEM開発コアチームが来日して行われたXymposium Tokyo 2023の開催にあたっても、通訳と開催サポートもさせていただきましたが、そんなことは僕がいなくてもきっと他の誰かでもできますから。
なのでやはり僕は、誰でもできるようなことをしている僕よりも、開発者さんや事業者さんには、彼ら開発者さんや事業者さんでしかできないことがありますので、それらの方々のノードに委任が集まれば良いなと思いますし、それが仕組み(プロダクト/dApps)や使い道(サービス)を増やすためになり、そのことがSymbolがより使われるブロックチェーンになる方法であると思います。トランザクションも増えますね。
そのようなブロックチェーンになれば、そのネイティブカレンシーであるXYMの上場に興味を持つ取引所も出てくるのではないだろうかと、僕は思うのです。実需を増やし、実需で上場取引所を増やすのです。
また僕は、委任先は開発者さんや事業者さんのノードではなくても、Symbolブロックチェーンのセキュリティのために分散化を意識して、「大規模ノードではなくインポータンスが低く委任者が少ないノード。allnodesさんやStir保守さんといったノード保守代行業者ではなく、ちゃんとわかっている人が自分で建ててしっかりと運営している硬いノードに委任する」ということも大切ですし、そのようにして委任先を選ぶ人も増えると、それはそれで健全であり、また良いなとも思うのです。
開発者さんや事業者さん、ノードの保守で力を発揮している方の他にも、Symbolの発展のために活動している方々もいらっしゃいますが、僕個人の考えとしては、今はまずは開発者さんや事業者さんを応援する時なのではないかなと考えています。(*応援であって、期待して責任を負わせることではありませんよ)
一言で言うならば、「開発者さんや事業者さんのノードで委任ハーベストをして、直接応援する。」それが僕Radioが考えた、「 Symbol/XYMコインの価格を上げるためには」なのです。
そのついでにトランザクションが増え、そこにより多くのトランザクション手数料が乗れば、それはハーベストとして僕らに帰ってきますから、開発者さんや事業者さんに委任する別の意味も出てくるのではないでしょうか。
「他者の努力による収益」や、いつになるかわからないsoonをただ座って求めるよりは、その方法を僕は好みます。自分自身でできることですからね。
本記事は、投資に関するアドバイスではありません。投資を行う前に、必ずご自身で調査・判断を行ってください。
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Symbol委任ハーベスト:
Dual node (allnodes) :
xym602.allnodes.me
Peer node (Mobile Node)公開鍵:40502B8DD958A160EA1D2B1D63A2498CE9CDFBA9231F5A6A4114720EF17F8143